子どもたちのための「創造」(ジャスミン・アイルランド作、 河渕のぞみ訳)

Creation Magagine Vol.27 No.1 Issued by Creation Ministry International

            


恐竜の歯はどんなかな?

 君は恐竜の歯を見たことがある?大きな恐竜の歯はこのページの大きさほどもあるんだよ。そんな大きな歯を磨くなんて考えられる?だけど、ねずみほどの小さな恐竜もいたんだって!

恐竜の歯にはいろいろな形や大きさのものがあるぞ。とがっていて曲がった歯やまっすぐな歯、平らででこぼこの歯やながーい歯。科学者たちはこのような歯を見て、恐竜が何を食べていたのかなと調べているんだよ。

とがった歯は肉を食いちぎったり、骨をかみ砕くのにちょうどいいね。平らな歯の動物は、草や木などの植物をかむのに具合がいいよね。肉を食べる動物は肉食類。恐竜や他の動物の中でも植物を食べる動物は草食類というんだ。きっとたくさんの恐竜は肉食動物だったんだろうね。

だけどなぜ神様(つくりぬし)は、なぜ動物が他の動物を食べるようにつくられたんだろう? つくりぬしがそうしたとは思えないんだけど。ひょっとしたら、とがった歯は肉を食べるために創られたという考えはまちがっているんじゃないかな。

自分の歯を見てごらん。どんなものを食べているかな? もし、ぼくたちがパンダの歯を見たらきっとパンダは肉を食べるだろうと思うよ。パンダはとてもするどくとがった2本の歯があるんだ。そしてたくさんの平らな歯がとがった歯の後ろにある。だけどパンダは肉を食べないよね。パンダは竹をかじって食べているよ。(竹はかたくて建物を建てるために使われている植物) クマは肉を食べるような歯をしているけど、ほとんど植物を食べているんだ。 クマの歯のことを考えると、歯の形だけで恐竜が何を食べていたか決めつけるのは、まちがっているかもしれないよね。

恐竜の歯を見る代わりに、ぼくたちは聖書を見てみよう。聖書は神様が人間と地球を創造されたときからの歴史を教えてくれているんだ。 聖書にはこう書かれているよ。神様(つくりぬし)は初めにすべての動物は植物を食べるようにつくられたって。きっとそのときの世界はとても良かったよね。「また、地のすべての獣、空のすべての鳥、地をはうすべてのもので、いのちの息のあるもののために、食物として、すべての緑の草を与える・・・」(創世記1:30)

だけどアダムとエバが罪を犯したとき、神様は地球をのろわれた。(創世記3:19)それはアダムとエバは創られたものを治める者たちだったから。(創世記1:28)そののろいで動物や人間に痛みと苦しみが始まって、そのときから動物たちは他の動物を食べるようになってしまったんだよ。

ちょっと前のこと、イギリスの科学者が、羊が鳥を捕まえて食べているのを見つけた(創造24(3)、2002;30を見てね)。多分このことはどのように動物が肉食動物になったかを教えてくれるヒントかも。人間ももともとは植物だけを食べていた。(創世記1:9)だけどノアの洪水の後、神様は人間も肉を食べることを許された。(創世記9:3)


君がペットに餌をあげるときに「今日はもう野菜食べた?」と聞いてみようね。

さあ、考えてみよう・・・

ほとんどの動物は穀物やくだもののような植物を食べる。さて、ヒントを見てどんな動物か考えてみよう。

ヒント1
  1)わたしのたまごはスーパーでも売られています。

  2)人はわたしの牛乳からアイスクリームをつくります。

  3)わたしは夜に出てきて飛びます。果物の木の持ち主にきらわれています。

  4)わたしは馬小屋に住んでいて、人を乗せて走ります。

  5)わたしはオーストラリアで高いゴムの木に住んでいる動物です。



虫についても考えてみよう・・・

もし君が虫だったら・・・肉食の動物はこの棒みたいなぼくにきっと気がつかないだろう。だからぼくは食べられないで逃げることができるんだ。見つけることができたかな?

神様はなんてすばらしい「つくりぬし」なんだろう! つくりぬしは木の枝と枝にに見えるような虫を作られたんだ。これをカモフラージュというんだぞ。

                      

動物のこたえ: 1.にわとり 2.うし 3.オオコウモリ 4.うま 5.コアラ

虫の答え: ななふし

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