「創造からの福音」ミニストリーに関わっていると、頻繁に問われる質問のパターンがあります。
Q 世界の年齢をどう考えますか?
A 聖書(の系図)からは6千歳くらいです。
Q では何億年の進化は無かったのですか?
A 進化して人間になったのなら、アダムの罪の前に死があったことになります。
Q では化石や地層はいつできたのですか?
A 聖書にはノアの洪水という世界的激変が記されているので、その時にできたと考えられます。
Q では、次の質問に答えられますか? 百億光年彼方にある星の光は、地球に届くのに百億年かかります。それが見えている(光が届いている)のは百億年前にその星(宇宙も)が存在したということです。6千歳で足りますか?・・・
進化論を受け入れながら聖書を擁護しようとすると、聖書を解釈しなければなりません。19世紀にダーウィン進化論、20世紀にビッグバン(宇宙進化論)が世に受け入れられたことに符合して、聖書(創世記)解釈も‘進化’してきました。実際、現代の知性でもって聖書全体を再解釈した神学を打ち立てよういうムーブメントが興っています。しかし、この方向は、主のみことばより上位に人間の知性を置いていること、その知性(進化論)とは無神論であること、そして解釈した人に栄光が帰されることに注意すべきでしょう。
一方、20世紀終盤から、それとは逆方向の、聖書のみことばから自然界を見直す研究が進み、難攻不落と目された光年の問題も解明されました(なお、証明は不可能)。その「光年の謎と新宇宙論」の著者、ハートネット博士はこう言います。「クリスチャンは神(創造主)に最も栄光が帰される理解を選び取るべきだ。そうしていくなら、きっと真理に導かれるだろう。聖書からこの世界を見直すと、聖書の記述どおりであると知って驚嘆し、創造主に対して畏怖を覚える。宇宙はそのように創造され、人はそのために知能が与えられたのだから。」
・・・天は神の栄光を語り継げ、大空は御手のわざを告げ知らせる。(詩篇19:1)
(詳細は、ジョン・ハートネット著「光年の謎と新宇宙論」、DVD「光年の謎を解く」、ドン・バッテン著「創造の疑問に答える」第5章をご参照ください)