始祖鳥は別の種類に進化して移行しつつある中間種の例だとしてよく挙げられます。そして、は虫類から鳥に移行しつつある証拠として翼のカギ爪と尾に通った骨が引き合いに出されます。
しかし、現存する鳥類にも、この特徴はあるのです。たとえばダチョウにはカギ爪があり、白鳥の尾には骨があります。
その上、アマゾンでは始祖鳥によく似た鳥が今も生息していることが発見されたのです。
また、1996 年3月の脊椎動物古生物学ジャーナルには、「頭蓋骨の特徴からして、始祖鳥は羽根が生えた恐竜というよりもむしろ、鳥そのものであるとことが明らかです。」 とはっきりと書かれています。
つまり、始祖鳥は中間種ではなかったのです!
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